簡単、Illustratorで作るアバターアイコン

一年ぶりくらいでしょうか。イラストメイキングをアップしました。今回はペンタブでがりがりアニメチックな絵を描いている人が苦手としているillustratorで描いています。

ごくごく基本的な気方しか使っていませんので、ビギナーでも作れます。むしろビギナー向けの動画です。では、ご覧ください。

Making avater icon quickly

追加ポイントはここ

動画で細かく説明しなかったところを補足します。動画ではひたすら技術面を解説しました。描き方にもエッセンシャルなポイントはあります。

描きたい絵に必要な形を把握する。

イラストレーターでのドローイングは、SAIやフォトショップとは異なって見えるようで似通っています。

完成画にどんなパーツがあるかを明確に意識しましょう。今回の動画だと主要パーツは「顔、首、髪、口、目」です。さらに掘り下げると、目は「まぶた、まつげ、白目、光彩、瞳孔」に分けられます。必要なパーツを把握して、まずは形を作りましょう。

イラストレーターはひたすらパーツを組み合わせていくソフトです。このあたりがペンタブドローイング派には難しいと感じられてしまうようですが、SAIも突き詰めたら同じことをしています。どんなソフトでも描き方は人それぞれですが、私の場合はこんな感じです。

  • 下書き
  • ベース色別にレイヤーに分けて着彩(肌、髪、服、小物などなど)
  • 質感を出すレイヤーを作る
  • 柄を描きこむレイヤーを作る
  • 調整レイヤーを作る

これらはイラストレーターでも同じです。動画でも色別にパーツ分けしています。効果に当たる頬の赤身などもパーツとして作り、肌の上にのせています。イラストレーターではパーツ、すなわち「オブジェクト」がSAIなどの「レイヤー」と考えられます。

質感をどうするかで描き方は変わる

動画内でも説明しましたが、基本ツールで多様な表現ができます。今回のようなフラットな絵、アニメ塗り、リアルな質感……どれも本当に描くことができます。

動画内にあるように、ポイントはメッシュツールです。人体、果物、建物、何を描くにせよ、曲面はあります。その曲面を見つけてグラデーション用のメッシュを作ってくれるのがメッシュツールです。複数ポイントだとグラデーションづくりは慣れないと難しく感じると思います。リアルな質感に近づくにつれ、メッシュグラデーションを多用することでしょう。

メッシュツールを使う際のポイントは、フラットなオブジェクトから曲面をしっかり思い起こすということです。メッシュツールの作り出したメッシュは必ずしも正しいわけではありません。だいたいこんな感じです、とガイドを引いてくれていると考えてください。それを見ながら適切な曲面を思い浮かべ、「自分でメッシュを調整する」という作業が必要になります。そして多数あるポイントのどこにどんな色をのせるか、吟味が必要です。このあたりはSAIなどのレイヤーモードを使用しながらハイライト、ローライトをのせる作業に似ています。

立体感を出すには、メッシュツールの特性をよく知ることと、ものの形を見る観察眼が必要です。

最初はいろいろなツールで楽しく遊んで見る

イラストレーターの基本機能は奥が深いです。一つ一つで何ができるかを確認する意味で、ツールで遊び倒すと技術力が上がります。

ペンツールはただ線を引くだけではなく、ブラシを適用するとリッチな飾り枠が作れます。パスファインダーに至っては、オブジェクトの組み合わせで多彩な、という言葉では言い表せないほどの形が出来上がります。図形を組み合わせて形を作る、というチュートリアルはあながち馬鹿にできません。

他の人の作品を真似してみよう

物足りなくなってきたら手の込んだ素敵な作品を真似してみましょう。最初はいったいどう描いたんだと思いながら見るかもしれません。しかしイラストレーターの操作に慣れると、どうしたら複雑な表現ができるか、一気に分かるようになります。そしてそれらの七割程度が基本機能で作られていることに気づくはずです。

入門としてよいのは、やはりメイキング本です。表現の種明かしがされています。イラストレーターのメイキング本はあまり見ませんが、私が良書だと思ったものが数点あります。その代表ともいえる推薦図書を紹介しておきます。

Illustratorデザインメソッド

井上のきあさんのパターン制作が中心のメイキング本です。単純なパターンから、絨毯の柄のような草花の柄まで多種多様な作品が、制作方法とともに紹介されています。はじめは水玉やボーダーから手を付け、花やアニマル柄などは慣れてきたら制作してみるとよいと思います。初心者向けの本ではありませんが、それなりに操作方法も載っています。

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私自身、イラストレーターに慣れるまで結構時間がかかったくちです。しかし、今はイラストレーターがなくなると言われたら困るなと思って日々作業をしています。

イラストレーターの最大の利点は、伸縮で見た目が崩れないベクター画像であること、シンボルやグループでパーツをまとめ、若干の修正を入れたパーツを使いまわすことができるところにあります。

パターンはそのいい例ですが、キャラクターの差分画像を作るときに、イラストレーターだと割と楽にできます。パーツをグループにまとめてから変形し、正面から横向きに変えることで角度差分を制作することがあります。ペイントソフトだと描きなおさなければいけないようなケースでも、イラストレーターだとパーツの変形で済むことがあります。

慣れるまで少々抵抗があるかもしれませんが、慣れた後はちょっとだけ世界が変わります。ペイントソフトとドローイングソフト、両方使えるとグラフィック業界での仕事の幅も広がります。興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

Aoi Himeno

2Dグラフィック・Webクリエイター/イラストレーターの媛野葵です。 Aoi Himeno - Illustrator/2D graphic and Web Creator. SOHOであるPlant Hagalazは生活を豊かにするWebサイト、名刺やショップカード、それに使用するイラストやグラフィック、文章の制作を中心に、全国的に制作を承っております。 Contactからお気軽にお問い合わせください。

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